副業としての株式投資

具体的副業分析の第二弾として、今日は株式投資を考えてみたいと思います。

まず、基本三要件について考えてみます。

①種銭、については、必ず必要になってきます。また、投資全般に言うことができるのですが、損をする可能性も高いという点です。普通の仕事であれば、まず、損をすること自体がありませんが、投資に関しては、損をすることがあるのです。この点を重視した場合には、あまり副業向きではない、ということもできるでしょう。

しかしながら、デイトレードとかでないかぎり②時間に融通がきくこと、また、自宅ですべて完結することから③人知れずこっそり行えること、これら2点からは副業として完璧です。

また、損をすることがある、と言いましたが、中長期でとらえた場合には損するリスクを少なくすることもできますし、IPO投資や両建てによる優待どりなどリスクの少ない投資もあります。また、節税することもできます。ただ、これらがうまくできるようになるには、情報収集や分析に伴う労力が必要になります。

従って、株式投資が副業になりうるかは、その労力とそこからあげられる収益との比較考量により決まってきます。特に、一定の労力に対し、この収益は運用する金額に比例して増えていく性質のものですから、既に一定の貯蓄がある方にとっては副業になりやすいということもできるかと思います。