副業としての家庭教師

今日は副業としての家庭教師について書きたいと思います。

家庭教師は、家庭に招かれてその家のお子さんの学習を指導する人のことです。

歴史的には、公教育というものが未発達だったため、代わりに学者またはそれに準ずる人が上流家庭に住み込み、その子弟の教育にあたっていたところからはじまったようです。

現在では、公教育が発達し、家庭教師を依頼する目的も、以下のように多岐にわたっています。

まず、公教育や塾の補完的役割です。生徒が学校や塾での授業についていけず、それを補完する目的での利用が挙げられます。この場合、特定の科目を集中的に指導する場合と、特定の科目に限定することなく、そもそも論としての勉強の仕方や生活指導まで行う場合とに大別できます。

次に、受験指導です。子供にとって大きなイベントである中学受験、高校受験、大学受験に合格することを主眼とした教育指導です。目的は上記の公教育の補完的役割とは異なりますが、特定の科目を集中的に指導する場合と、特定の科目に限定することなく、そもそも論としての勉強の仕方や生活指導まで行う場合とに大別できるのは同じです。

また、兄弟がいないような場合に、お兄さんやお姉さんのようなメンター的な役割を求めるニーズもあるようです。この場合は、勉強はさておき、定期的にあって子供の話を親身になってきいてあげられる存在としての役割が期待されているようです。

副業の基本三要件について、考えてみると、

①種銭はかかりません。

②時間に融通は利きます。

③依頼者には開示するでしょうが、依頼者以外にばれることはほぼありません。

ということで、副業に最も親和性の高い仕事ということができ、検討する価値はあると思います。