副業としてのUberEatsデリバリー配達員

さて、今日は、具体的な仕事について、それが副業に向いているかどうかについての分析を行ってみたいと思います。

ある仕事が副業に向いているかどうかはもちろんその仕事をする人それぞれで異なります。しかし、一般的なサラリーマンにとってある仕事が副業に向いているかどうかを判断するのに、わかりやすい3つの要件があることを述べてきました。それは①種銭がかからないこと、②時間に融通がきくこと、③人知れずこっそり行えること、の3点です。

今日は、手始めに、昨今人気のある、UberEatsのデリバリー配達員を取り上げてみます。

UberEatsのデリバリー配達員を行うにあたって必要になってくるのは、スマホと移動手段、具体的にはバイクか自転車、そして自転車の場合には特に体力、ということになってきます。すでにこれらを持っている場合は、①種銭がかからない、を満たしている、ということができます。

また、自分の好きな時間に働くことも可能で、1件から始められるということもあり、②時間に融通がきく、ということも言えるでしょう。

最後に、③人知れずこっそり行えるか、という点ですが、身をもって荷物を運ばなければならないことから、変装でもしないかぎり、道中で知人に会ってしまう可能性は捨てきれません。従って、この観点からは、要件を満たしているとはいえません。

この3点を総合的に勘案したうえで、収入もあわせ、判断することになりますが、こっそり行えないものの、それにもまして種銭がかからず、時間に融通が利くという2点が魅力的であれば、ある程度魅力的な仕事である、ということができると思います。ただ、交通事故には気を付けてください。配達員は個人事業主です。UberEatsは面倒をみてくれません。